ストレスは命の恩人

ストレスに強い方ですか?

勉強家のあなたですから
ストレスも少しは必要であると
ご存知のことでしょう。

極端な話、ストレスが全く無い、
すなわち刺激が何も無い状態の部屋で
一定時間過ごす実験では、
体温調節機能は低下し、
暗示にかかりやすくなり、
挙句の果てには幻覚や妄想まで
起こってしまったそうです。

ですのでストレスを無くすのでなく
ストレスと上手くつきあうこと、
マネジメントすることが重用なのです。

それにはまず、
ストレスについてもう少し
多くを知りたいですね。

 

ストレスは、
本来人間を命の危険から
守ってくれるものです。

外敵がいる時、
人間は二つの方向に向かって
行動を起こします。

「戦うか」「逃げるか」です。

そして、そのために
身体の準備をする必要が
あります。

戦ったり逃げたりのために
必要な筋肉などに、
血液を集中的に送ります。

その一方で関係ない部分、
胃の消化活動や
免疫活動などへの血液補給は
最小限に減らされます。

結果として
生き延びられるのですが、
免疫細胞の元気は
なくなってます。

これが一般的に
ストレスで身体を壊す(?)
メカニズムなのです。

 

どうでしょう?
合目的な働きですね(^^v

しかし、現代の日本で
免疫活動を犠牲にするほどの
危険は考えにくいでしょう。

交通事故とかの
特別な状況ですね。

ずっと以前、オートバイで
自動車と衝突したとき、
数日間は体の反応が
明らかに違っていました。

それはともかく、
ストレスに悪意はないのだから
上手に付き合いましょう。

明日以降、具体的なお話が
出来ると思います。
お楽しみに!