大切なのはすき間の方だった
引き出しや押し入れに
ものを入れ過ぎてませんか?
子供の頃から
ぎっしりな引き出しにうんざりで、
苦労してゆとりをつくると
母親が無神経に埋めてしまう(ーー;
家を出て、そこら辺につき
自由になったのもホンの束の間、
今度は女房が埋めてしまう(ーー;
どうして女性というのは
すき間があると埋めたがるのか?
ものが複数あると重ねたがるのか?
永遠に謎ですね!
いや、そんなことでは
売文家の端くれとして無責任だから
あえて理屈をこねるなら、
男が片付いていると言うとき、
必要な道具がストレートに取り出せる
時間的にも空間的にも
邪魔のない状態を指しているのに対して、
女性の片付けというのは
(めったにない行事でもあるから)
誰が見ても片付けたばかりとわかるよう、
未使用の状態を目指している、
そのつもりがなくとも、
結果的にそうなっているという
根本的な違いがあるのです。
まぁそんなことは実は
どうでも好い戯れ言であって、
実際、急進的な片付けの本を読んだら、
(どんな本かはご想像どおり!)
「引き出しの中身は6割5分にとどめよ」
と、書いてあるではありませんか。
理由は、忘れちゃいました(^^;
ものは増えていくということが
前提だったのかもしれません。
でも、そんなことよりも、
何かを出すために何かをどかすなんて
日常的に繰り返して好いのですか?
これは収納に限らず、
頭の中身についても同じです。
なにかを考えるときに
儀式的におきまりのコースを
すべてたどる必要はなくて、
むしろ、そういった余分なものを
どれだけたくさん落としていけるかが
私たちの課題と言えるでしょう。
ではまた明日!