30年、電車通勤の末
埼玉から東京まで、
30年間電車で通った人が
本を出したそうです。
その人がテレビに出演して
色々と話していました。
座っているとき、駅に着く直前に
次の駅で降りるような
誤解を招いてはイケナイとか、
痴漢と間違えられないために、
つり革をつかめなくても
空気でもいいからつかんでおくとか、
匂いのする食べ物は
それと解るようにしておかないと
不愉快な誤解を招くとか、
電車通勤の経験者であるなら
「あるある^^;」と
うなずくことばかりでした。
なかでも圧巻だったのは、
通勤時間帯に山登りのおばさんが
大声ではしゃいでいるとき、
普通なら腹を立てるシーンですが、
腹を立てると自分が疲れるので、
無理矢理に物語を考えたそうです。
横暴な夫につくした彼女は
去年夫を亡くして、
初めて遊びに行くところなのだ、、、
こうすると、
先程までの憎しみが一転して
ちょと好いお話になってしまい、
涙ぐんでしまったとか。
電車の混雑は嫌ですが、
乗らなければならないのなら、
頭の好い方法ですね^^
おまけに本まで出版して
有給とってテレビ出演までして、
30年間が報われましたね。
めでたしめでたし。