苦手と不得意の関係

もし自分の力よりも
ずっと小さな目標を立てるとしたら、
人生はつまらぬものになってしまうだろう。

そうすることは、結局、
自分の脳力、自分の可能性に
目をつぶることになるからだ。

エイブラハム・マズロー

5段階欲求説で有名な
マズローさんのお言葉です。
耳が痛いのはきっと
私だけではないでしょう。

誰かの真似をどれだけ
上手にするかばかり考えて、
何かビジョンがあって
それを実現しようとする人は
ほんの一握りしかいません。

そもそも人と同じ事を
成し遂げる自信さえないから
オリジナルに向かえない、、、

どうにかするなら
道は二つです。

上から行くか?
下から行くか?

つまりビジョンから入るか、
できる事を増やしていくかです。

ビジョンから入るには
すぐれた指導者と出逢い、
適切な指示を仰ぐのが一番です。

その人逢えるかどうかは、
運不運もありますし、
時期の問題もありますけどね。

下から行くなら、
苦手意識を
つぶしていきます。

不得意と苦手意識は
まぎらわしいけど
全く別ものです。

やってみないうちから、
暗い未来をイメージして、
やらないと決めている、
それが苦手意識の正体です。

とにかく短期間でも
集中的に取り組んでみて、
その上で自分に合わないなら
はじめて「不得意」にしましょう。

不得意な事を続けるより
得意な事を伸ばしたほうが
効率が好いです。

でも苦手意識のままでは、
その中に「得意」が
埋もれているかもしれません。

難しいことはありません。
振分作業なのですから、それに
短期間ですから。

営業とかセールスとかに
苦手意識を持つ人が多いですけど、
断られる場面のみじめな自分を
想像してしまうのでしょうか?

私が営業職に就いたときは、
せっぱ詰まっていたので、
役者になったつもりでやりました。

断られたり怒られたりしても、
そういう役柄だと思えば
むしろ楽しんでいたかもしれません。

自分の可能性に目をつぶらず、
楽しい人生をおくり給えと、
マズローさんもさっき言ってましたよね。

度胸を決めてやってみましょう