トレードと悟り

トレードの先生に
おもしろい事を言われました。

「トレードを極めれば悟れますよ!」

これだけ聴くと「なんのこっちゃ?」ですね。
少しだけこの話に付き合ってください。

 

トレードを簡単にいうと、
相場が上がるか下がるかを予測して、
上がると思えば買うわけです。

このとき、予測には根拠が必要ですが、
希望的観測や、思い込みが入って
こうなると冷静な判断が出来なくなり、
まもなく大損してお終いです。

そのような心理状態になるのは、
大切なお金がかかっているからです。

ファンドマネージャーという、
他人のお金を運用するプロでさえ、
自分のお金だと冷静でなくなるそうです。

お金を儲けたいという
煩悩まる出しの動機なのに、
感情をはさんだら負けてしまう。

これは山の中で修行するよりも、
かなりスパルタ式訓練と言えますね。

そんなわけで、トレードを極めれば
たいていの事に冷静でいられる、
すなわち悟れるという論法でした。

冷静でいられるだけで悟りかどうか、
私は悟っていないので解りませんけど、
このお話は色んな場面で
応用がきくのではないでしょうか^^?