いまは、熱いと嫌われそうだけど

人間というやつは、一生のうちに
何かに夢中にならんとな。
何でもいいから夢中になるのが、どうも、
人間の生き方中で一番いいようだ。
– 井上靖 –

近頃の若者を見ていると、
なんでも”適度”に知っていたり
やっていたりしているようで、
こんなことを言うと
自分が年寄りだと認めるようだけど
おじさんは心配になるのです。

ギター、バイク、車、酒、たばこ、
そしてもちろん恋人。

私たちの頃は、少なくとも街に出れば
夢中になってる若者で溢れていた。
ドラマの世界でさえ
昭和のドラマは熱かった。

まぁ、私たちの世代を
70年安保の世代の生き残り、
そう、あの頃の大学には
7回生とか普通にいましたしね、
その半ばオッサンみたいな先輩は
シラケた世代と呼んでいました。

自分の時代を熱く生きるのが
いちばんよろしいようです。
おしまい