キノコの山で遭難したときは

あなたはハイキングで
キノコしか生えていない山に来て
道に迷ってしまいました。

「赤いキノコには、すべて毒がある!」

こんな確かな情報を
どういうわけか持ってます。
(もちろん、作り話ですからね^^;)

お腹がペコペコなのに
あたり一面まっ赤なキノコだけで
いい加減ウンザリしていたら、
なんと緑色にかがやく
巨大なキノコを発見しました!

さて問題です。
このキノコは、毒でしょうか?
大丈夫でしょうか?

「赤じゃないんだから、大丈夫!」

こんな風に考える人が
けっこう多いのには驚かされます。

「赤が毒だって言っただろ!?」

たしかに言いましたが、
赤くないキノコについては
何も言ってませんね(^^;

「なにを屁りくつ言ってんだ!」

屁りくつじゃなくて、
数学的思考と言ってもらいたい。

「赤いキノコには、すべて毒がある」

このことから導き出せるのは、

「毒がないキノコは、赤くはない」

この事ぐらいですね。
命題と、逆、裏、対偶の関係を
数学の教科書で確認してみましょう!

それがどうしても嫌だったら、
キノコにもの凄く詳しくなるというのも
生き延びる手立てのひとつでしょう。

冗談を言ってるのでなく、
すべてに詳しくなるのは難しいので
論理的な頭も鍛えておきましょう(^^v

では、また明日!