2階のベランダは安全です!

高所恐怖症は
安全弁だと書きました。

まるっきり平気だと
無理をして墜落死するから、、、

でも2階のベランダから
下をのぞけない程になると
いささか問題です。

そこで時と場合を選んで
恐怖症を発動させましょうと、
そういうお話でした。

今日はそのやり方からですが、
これには催眠を使います。

トランス状態(※)で
自分の恐怖症と対話するんです。

(※)トランス状態
変性意識状態ともいう。
簡単に言ってしまえば
軽い催眠にかかった状態だが、
実は誰もが日常的に経験している。

高所恐怖症に
まずはお礼を述べます。

おかげで、
ビルの屋上や屋根の上では
走り回らずにすんでいて、
おかげで今日まで
墜落せずに済んでいますと、、、

その上で、
2階のベランダは頑丈だし、
万が一落ちても
たいした怪我はしないから、
あそこでは守ってくれなくても
心配いりませんからと、、、

文章で書くと
とんだ茶番に思えますが、
当事者にとって高所恐怖症は
想像以上に深刻なので、
上記のような催眠セッションが
大真面目で行われます。

そして好くなっていきます。

ポイントは
・大真面目になれること
・好くなること
この二つです。

そう、心理学と催眠と信仰と、
なんらかの知恵を使って
習慣を改める話をしていました。

本人が大真面目になれるなら
仕掛けは簡単なほど好いのです。

どうせ本当のところは
誰にもわからないのだし、
それを追究するよりも
とっとと好くなってしまって
楽しんだほうがお得です^^v

ほんの小さな子供なら、
神さまが観ていますよと言えば
それで真面目になれます。

成長するに従って
そういう話に素直になれず、
科学的な根拠を求め始めます。

こうなると
成長ってなんだろうという
気がしてきますが、
面白いことに
何度か不思議な体験をすると
気持ちが子どもに戻るというか、
大抵のことを信じて
真面目になれる人に戻ります。

こうなればしめたもの!

というか、こうなる前でも
自分が大真面目になれるポイントで
恩恵に預かればいいだけです。

ということで明日は
「なぜ人は変われないのか?」
というところからお話します。

それでは、また。