●●●●●奴だなぁ、まったく!

「おおば君って
もっと別な感じその人だと
おもってたの・・・」

今でも想い出すと、
胸がはりさけそうな、
別れのセリフです。

あれは大学入学の年、
まったくモテなかった私に、
モテ期が訪れたのです。

語学クラスのマドンナが、
なぜか彼女になってくれて、
短い夢を見ました・・・

この話をつづけると、
お通夜になってしまうので、
話を変えますね。

「お~ばにはダマサレタ!」

バイトも含めて、
数ある転職歴のなかで
なんども言われました。

面接受けがよくて、
入社したては大人しく
まじめな好青年だったのに、
慣れてきたら
まるで別人のように
態度がでかいと、、、

ねらってたなら、
主演男優賞でしょうけど、
自覚はないのですね。

たぶん顔のつくりのせいです。

普通の顔をしていると、
「お前なにイカってんだよ?」
と言われ続けたので、
ある時期から
作り笑いを覚えました。

緊張して作り笑いしていると、
好青年に見える顔なんです。

実際は下町産まれで、
不良さんの中で育ったので、
緊張が解けると、、、

すみません、
別に自分の与太話でなく、
「人は見た目が9割」という
話のまくらでした。

この数字はだんだんと
大きくなっていますよね。

忙しい社会になるほど、
そうなのでしょうね。

これって怖くないですか?

学校や会社のように
毎日一緒にいるのと違って、
たった一度の名刺交換で、

あとは第一印象を引きづられていく、、、

ある実業家の人は、
1分・3分・5分・・・と、
色々なバージョンの
自己紹介を作っています。

もちろん服装や髪型も、
「そう思ってもらいたい」風に、
完璧に準備しています。

ネットビジネスとかなら、
やり方しだいでは
顔も名前も出さずに出来ますが、
そうなると文章で
第一印象が作られます。

ここで一番こわい状況が
お解りになりますか?

「嫌なやつ?」

ブーッ!
正解は「つまらないやつ」です。

つまらない奴の
らく印を押されたら、
あなたの言葉は
むなしくゴミ箱直行です。

「そうならないためには?」

人間の幅をひろげるために
良質のインプットをすると同時に、
底の浅いやつと思われない、
工夫が必要です。

まくらが長すぎたので、
今日はこの辺で失礼します。