忘却の彼方(かなた)

若い時は興味が放漫なため忘れっぽく、
年をとると興味の欠乏のため忘れっぽい
– ゲーテ –

物忘れって、実際に困るだけじゃなくて
なんか悲しくなってきますよね。
「お前はもう老いぼれだよ」
なんて言われている気になります。

せめて悲しまないために、
まずは、どうでも好いことから忘れるということ。
芸能人の名前なんて、全くどうでも好いし
知り合いの名前を忘れたなら
天がその人とは無関係でありなさいと言ってる。
食事をしたかどうか思い出せなかったら
それまで栄養とかダイエットとか
食欲と無関係に食べていた証拠だから
満腹するまで何度でも食べたら好い。

それに、若いころだって忘れていましたね。
小学校のときから、忘れ物の常習犯だったのでは?
そんなことも忘れてしまいましたか?

いかん、やはり忘れっぽくなってる