なんちゃってプロ

プロの仕事というと
どんなイメージでしょうか?

私など根が単純ですので
つい”プロの殺し屋”を連想し
ゴルゴ13のような
非情で完璧な仕事が浮かびます。

あるいはイチロー選手のように
余分な雑音を排除する目的で
毎朝おなじカレーライスを食たり、

マイケル・ジャクソンのように
イメージと違う仕事のスタッフを
許さなかったりといった、
ストイックに完璧を目指してやまない
きびしい姿勢が思い浮かぶのです。

 

しかし、プロというのを
単純にそれを主だった生活の糧に
している人と定義するならば、
当然(?)その姿勢もピンきりで
いい加減な人もいるわけです。

最初にそれを感じたのは
私がまだ整体を学びはじめて
3年目くらいの頃、
実際にプロとして開業している
そこそこに評判の好い人の施術を
受けてみたときでした。

正直おどろきました!

あんな程度でプロとして
しゃあしゃあと恥ずかしげもなく
看板掲げているんだ(-_-;)

 

その後も意識してみると
プロにも両極端の人種があって、
先に上げたような
ストイックな人も多い反面、

お金を払う客がいること自体が
世界の七不思議みたいな
おそまつな人も多いのです。

 

もっとも”おそまつな”人が
必ずしも有害な人とは限らないのが
面白いところでして、

たとえば整体の話だと、
他人の身体に影響を与えることは
少なければ少ないほど好くて、

というのは、
治してもらった身体は
前よりも弱くなるのに対して
自分で治った身体は
前よりも強くなるのです。

そうなると、実は何もしていないのに
(効果的なことが出来ないから)
お客さんの方で勘違いして
勝手に好くなるのが一番なのです。

ねらい通りかどうかは
この際べつな話としてね(^^;

 

ということで、
プロには二通りあって、

ストイックでねらい通りのプロと、
ねらいは外しまくってるのに
なぜか人の役に立ってしまって
人が集まった結果プロになった人。

あなたはどちらが好きですか^^;?

また明日の晩メールしますね。
おおばじょうしょう