相手の身になってはイケナイ

いいお話を聴きました。

もとはセブン-イレブンの
社長だか創業者だか(同じかも?)の
お話だそうです。

セブン-イレブンでは
限られたスペースに並べる商品を
決める機会が多いわけですが、
お客様の気持になって
考えていたのでは足りずに、
お客様になって
考える必要があるとのこと。

どう違うかというと、
たとえば食パンを選ぶとき、

「食パンは一回で食べきれないから
賞味期限の長いものが喜ばれるだろう!」

これが「お客様の気持になって」
考えた場合の結論で、
実際にそのようなものを仕入れても、
売上は伸びなかったそうです。

自分がお客様になって考えると、

そもそもコンビニで買うときに、
賞味期限など考えた
計画的な買い物はしていないと、

今すぐ食べるつもりで、
お手軽で美味しそうなものを探すと、

そうしたら、少しぜいたくで
小分けに売っているものに
手が伸びるに違いないと考えて、

そのようなものを仕入れたら
それが大当たりしたというのです。

「お客様の身になる」というのは
謙虚なようでいて実はかなり傲慢な
上から目線なのかも知れません。

日常にも当てはまるお話ですね^^;