はしゃぎすぎた後

潜在意識話とかすると
「そうそう!」
と、同意を示しながら、
まったく違う意見の人がいます。

意見が違うというより、
なんでも我田引水型というか、
「またそこに
話を落としますか!?」
みたいな人でして、
「~ですよね(^^?」
とか同意を求められても、
「それは違うと思います(ーー;」
とも言えずに、
困ってしまったりするんです。

まわりくどい言い方ですが、
SNSでびっしり書くタイプに
そういう人が多いです。

この頃大いに違和感だったのは、
ポジポジ病(※)というか、
モチベーション中毒というか、
いつでも誰でも
ハイテンションでないと
我慢できない人でした。

(※)ポジポジ病
もともとはトレードの世界で
いつもポジションを持っていないと
気が済まない人を揶揄した言葉。
転じて「ポジティブ思考」に
とりつかれた中毒状態の人を指す。

よくセミナーの導入部で
やたらと忙しいゲームをさせたり、
下手をすると大音量で
ダンスを踊らせたりしますね。

確かにセミナーの進行上
あれをやった方が
その後スムーズなのですが、
大はしゃぎした後には
落ち込むようにできているのが
人間というものです。

当たり前というか
それでやっとバランスが
保てるわけでして、
セミナーさえ終わってしまえば、
もっと言えば
塾にさえ入れてしまえばという、
乱暴な行為です。

モチベーションにしても
いつでも高い水準に
キープする必要はないし、
もしそんな人がいたら
薄気味悪いと思いますよ。

体調にも感情にも
必ず波というものがあって、
それも大中小と
いろいろな波が混在しています。

冷静に判断して
波が引いているときに、
「こんなことじゃイケナイ!」
なんてイキりたっても
なんの役にもたちません。

大切なのは、
いまの自分の状態が見えて、
それを全うするために
何が必要かということです。

そうして静かに
本来のモチベーションが
高まってくるのを待ちましょう。

慌てなければ
そう長くは待ちません。