昔の名前で出ています

演歌は好きですか?

私は滅多に聴きませんが
今日は好き嫌いの話ではなく、
演歌歌手にありがちな
“あること”について。

 

昔の曲を歌うときに
たまに、テンポを遅らせ
歌う人を見かけますね。

あれはなぜなのでしょう?

本当のところはわかりませんが
考えられる理由は二つ。

 

一つは、その方がカッコいいと
ご本人が思っているから。

もう一つは、特に演歌の場合
あまりに何回も歌ったため
同じ歌い方に飽きてしまったから。

 

まぁプロなので
“飽きてしまった”というのは
考えにくいですけどね。

演歌以外でも
松山千春さんなんかは
よくやってます。

ファンの方々には先に
謝っておきますけど、

聴き苦しくて嫌な感じです(ーー;

 

マイケル・ジャクソンは
This is itの中で
正反対のことを言っていました。

キーボードの人に向かって、

「レコードと同じ演奏をしてくれ!
ファンはそれを聴きたがってる!」

また甲斐バンドなんかも、
レコードと同じ音を聴かせたくて
地方の小さな会場へも
最高の機材をすべて運びました。

赤字になってもそうしました。

プロはそうあるべきだと
思いませんか?

 

なにも音楽に限らず、
プロとしてやるのだったら
相手の求めているものを
スタートにしないと駄目です。

いゃ、プロでなくても
誰かに見てもらったり聴いてもらうには
その心構えが必要でしょう。

「俺は矢沢が観たいんだから
矢沢のやりたいようにやってほしい!」

そういう事を言う人は
“やりたいようにやってる矢沢”を
そもそも求めているんです。

だから矢沢さんは
やりたいようにやる必要が
あるということです。

それは自己満足とは
似ているけど
まったく違うものですね。

また明日の晩メールします。
おおばじょうしょう