跳ね返るな、突き抜けろ!

今日は節目について。

TVニュースなどで
「為替と株の値動きです!」
などというときに、
上と下にひげの生えた
長方形が連続しているグラフが
必ず出てきますけど、

あれは”ローソク足”と言って、
日本発祥の表示形式です。

詳しい説明は
興味が無いでしょうから
省きますが、
上下の動きだけ追っていくと、
ところどころ、そこを抜けられずに
反転するポイントがあります。

これをギョーカイ用語で
節目と言ったりします。

なぜ節目が出来るかは、
ちゃんと理屈があるのですが
それも面倒な話なので
ここではしません。

ただ、性質として
節目に来ると跳ね返るけど、
それを抜けると
一気に勢いづくのです。

だから、取引中の人は
節目が来たらじっと動きを見て、
それこそ息を止めて見入って
その後一喜一憂するのです。

ちなみに、このときの呼吸は
リンパの流れを促進するらしく、
とても好いウッサン法です。

タバコを吸う時の呼吸が
まさしくこれですので、
「タバコは100害あって~」
なんて言われていますけど、
ちゃんと一利はあるのですね。

タバコでなくてストローでも
同じ効果が得られますけど(ーー;

それは大きくともかく、

この節目というもの、
私たちの人生にも
いくつか用意されています。

大きな波では10年単位、
小さいものは数分の波があり
それぞれに節目があって、
そこで跳ね返るか突き抜けるかで
その後の展開がまるで別物に
変わってきたりします。

仕事で責任あるポストを
任された時であるとか、
あるいは男女ともに
子供が生まれた時であるとか、
そこをうまく乗り切って
強くなる人もいれば、
そこでつぶされてしまって
退場する人も多いです。

私自身、長男が生まれたあと
1年で10年分くらい
老けた覚えがあります。

もっともそれ以前が
あまりに脳天気で幼かったという
考え方もありますけど(^^;

 

節目においては、
今までのやり方が通用しなくなり、
新しいやり方やスキル、
ノウハウが必要になります。

学ぶべき時期にあることを
意味しているのです。

そしてストレスは、
あなたが大なり小なり
節目にある証拠です。

「大変だ!」となげかずに、
ここを切り抜ければ未来は明るいと
ワクワク苦しみましょう(^^;