続・ベック家の人々

昨日はジェフ・ベックの演奏、
愉しんでいただけましたか?

ベースの女の子も、ドラムスのおっさんも
好いい味だしてるでしょ?

見逃してしまった方は
こちらからどうぞ!
https://assaji.sakura.ne.jp/over/archives/5607

 

さて、今日こそは前置きなしで
アーロン・ベック医師の研究の話に
さっそく入っていきましょう。

何の研究かといえば
“自分を好きになれない”人の
思考パターンについてです。

あなたは自分を好きですか?

私はほんの小さな頃から
自分を嫌っていました。

でも自分を好きになれない人は
いろいろな面で損をしていることが
だんだんとわかってきて、
ある時期から好きになるよう
努力した覚えがあります。

しかし努力というのは
嫌なことを我慢して続けるという、
およそ好き嫌いとは相容れない
行為であると気がつきました。

いろいろあって
今は欠点もふくめて
自分が好きです。

それはともかく、

ベック医師の研究によると
自分を好きになれないときは
3つの思考パターンの
どれかに陥っているようです。

その1.拡大解釈

職場の呑み会に誘われなかった

「私はみんなから嫌われている!」

確かに嫌われていたら
呑み会には誘われないでしょうが、
誘われなかった人が
すべて嫌われてはいません。

こういったイジケた考え方は
それこそ本当に嫌われる原因ですので
“ほらやっぱり、、、”と
変な納得に結びつきやすいです。

その2.自己関連付け

「今回のプロジェクトが失敗したのは、
私のあの発言のせいに違いない!」

冷静に考えれば、
自分の発言ひとつの重みは
プロジェクトを左右しないと
判りそうなものでも、
自分はそれほど重用だと
実は思いたい自分がいたりして
こんなことになります。

みんなが自分を見て笑ってると
思い込んでいる人に似ていて、
「誰もアンタを気にしてないよ」と、
そういうことですね。

その3.結論の飛躍

ご主人がある日外泊した

「夫は浮気している!」

拡大解釈に似てますけど、
浮気していても外泊しない人もいるので
一応分けて考えるのでしょうか?

他の可能性、徹夜で残業だったとか
酔って電車を乗り過ごしたとか、
そういった考えをいっさい飛ばして
浮気になってしまうのです。

 

以上3パターンのいづれかに
当てはまっている人が
自分を好きになれないというのですが、

、、、ベック医師には悪いですけど、
それって研究するほどの事ですか(ーー?

そんだけイジケてれば
自分を好きになれなくても
当たり前だと、、、

まぁそんなこと言ったら
ベック医師がイジケてしまうので
最後に簡単な解決策を!

それは自分の中に
ツッコミ役の自分を飼って
イジケそうになったら
すかさず反論させるんです。

 

ご主人がある日外泊した

「夫は浮気している!」
↑↑↑
「そりゃ飛躍でしょ!」

これで自分を追い詰めることなく、
冷静に状態を観察して
あらためるべきはあらためられます!

ベックさん、ごめんね(^^;