宇宙へのラブレター

昨日のメールで
私がいかに面倒臭がり屋か
バラしてしまいました。

何を食べようか考えるときも
準備から片づけまでイメージして、

「これさえ我慢しておけば
包丁とまな板を使わずに済むから
洗いものが減るな(^^;」

なんて思いつくと、
それに対する食欲が失せるほど
面倒なことが嫌いなんです。

こんなことを話したら

「アンタは生ける屍(しかばね)ですね!」

と、勘違いをされたことがあるのですが、
決してそんなことはありませんよ!

余計なことを省いて
楽しいことだけをして過ごしたいと、
そう思ってるだけです(^^v

 

そこで昨日の続きなんですが、
ためしに成功してみるだけのために
いろいろと苦労するのが面倒な
私のような性分なら、
いっそのこと途中を省略して
おまかせの境地に飛んで
幸せを実感したらいかがです?

心配しなくても十分なお金は
あとからついて来ます!

ということで、ある人の体験談で
とても象徴的な出来事がありますので
ここで紹介しましょう。

舞台は”川下り大会”です。

アマチュアからプロまで
それぞれ持ち込んだ自慢のボートで
川を下るタイムを競うという
遊び全開のイベントです。

アマとはいっても、普段から
趣味でカヌーをやっているような
セミプロみたいな人の中で、
著者はタイヤの浮き輪に
座るための板をくくりつけただけの
おもちゃのみたいな船で臨みます。

周囲からはバカにしたような

「オールも舵(かじ)もないんじゃ
すぐにリタイヤ確実でしょ!?」

という声を浴びつつ、
レースはスタートしました。

ところがです!

普段より水量が多くて、
セミプロたちのカヌーが次々と
座礁していく中で、
浮き輪の船は流れに乗って
ものすごい勢いのまま駆け抜け
単独ゴールしました!

下手に操縦しようとせずに
素直に流れに乗ったことによる
無欲の勝利です!

このゴールには、乗り手の
目標や意欲が無かったかといえば
そんなことはありません。

ちゃんとボートを用意して
ゴールに向かうつもりで
スタート地点に臨んでいます。

しかしスタートしたあとは
もうゴールのことすら忘れて、
ただ波とたわむれていただけの
おまかせの境地でした。

ポイントは”波とたわむれ”た点で、
ただひたすらじっと我慢していたなら
こうは上手く運ばなかったはず。

結果については誰かにまかせて、
目の前のものと遊び楽しんでこそ
最高のパフォーマンスが発揮されて
結果がついてくるというわけ。

だから”こうありたい!”という
強い願いがあったなら、
一度だけそれを思い描いて
あとは忘れてしまったほうが好い。

この方法をを私は
“宇宙へのラブレター”と呼んで
ここ一番に使っています。

普段はそれさえせずに、
流れてきたものと遊ぶだけですが
必死にやっていた頃よりも
すべてにおいて恵まれています。

もしあなたが私なみか
私以上に面倒臭がり屋であるならば
この機会に一度お試し下さい。